転倒予防と失禁予防は介護予防の専門家だけでなく、介護の仕事についている人にとっては欠かせない知識です。
午前中はそれぞれの基礎知識とプログラムの立て方についてを学びます。
介護予防における転倒予防の基本は、以下の三つ。
それぞれの段階に応じて転倒予防体操のプログラムを実施します。
転倒予防体操は、その能力に合わせて、座ってやったり、バンドを使って負荷をかけたり、 足の筋肉だけをつけるのではなく、バランス能力の向上も含めた体操となります。
介護予防における失禁予防で、大きなウェイトを占めているのが筋力トレーニングになります。
骨盤底筋の強化により、腹圧性尿失禁の予防につながります。
具体的なトレーニング内容としては、腹筋や、大腿の内側の筋力の強化をしつつ、 肛門や尿道を締める体操を行います。
ここで難しいのは、肛門は比較的イメージしやすいのですが、尿道を締める感覚をつかむこと、ですね。
これで講義内容が全て修了したことになります。
あとは、全体のまとめとして、次回に行われるテスト対策についての説明があります。